2016/10/05 ( Wed )

【情報を使えるものにするテクニックを身につけよう】

カテゴリー:ビジネス 投資 株式

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「目次」

  1. スマホ株アプリ最新情報2016年版

  2. NISA取引、銘柄登録数、会社四季報編

  3. チャート、テクニカル指標、トレンドライン描画編

  4. 日本株取引、板注文、スピード注文機能編

  5. 入手金編

  6. 指標/為替レート編

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1.スマホ株アプリ最新情報2016年版

スマートフォン用株取引アプリは、当初こそ「PC用サイト・ツールを使えないときのサブツール」という位置づけでしたが、その後どんどん進化しています。

今や機能も使い勝手も向上しており、使えるようになることでいつでもどこでも情報を得ることができます。

より早く、より良い取引を行っていく為に、今回はアプリの比較と使い方を見ていきましょう。

 今回は、主なネット証券8社(SBI証券、岡三オンライン証券、カブドットコム証券、GMOクリック証券、松井証券、マネックス証券、ライブスター証券、楽天証券)のスマホ株アプリについて、何ができて何ができないのかをチェックしていきます。

「メインで使う」という観点から「銘柄探し」「取引(売買注文)」「入出金」の3つのポイントで見ていきます。

 

※なお、記事の内容はすべてAndroid向けアプリに基づいています。

 岡三オンライン証券とGMOクリック証券では、Android向けとiOS向けでアプリ自体が異なります。

 それ以外のネット証券のアプリは、Android版とiOS版で基本的には同じ機能を提供していますが、詳細については各ネット証券の日本株アプリの取扱い説明ページを参照してください。

2.NISA取引、銘柄登録数、会社四季報編 ~PCとの連携機能も重要~

3つのポイントに入る前に、まずはNISA口座での取引ができるかどうかをチェックしていきます。

2014年のNISAスタート直後は、取引には対応していないスマホ株アプリがほとんどでしたが、現在はSBI証券、岡三オンライン証券、カブドットコム証券、松井証券、楽天証券の各アプリでNISA口座での取引が可能となっています。

 

NISA株や投資信託(投信)などの運用益や配当金を一定額非課税にする制度」です。

 NISA口座で取引をすると、税金面で大きなメリットが受けられます。

 知らないと恩恵を受けられないので、これから投資を始める方も、すでに始めている方

 も、きちんと確認してください。

             (引用元:やさしい株のはじめ方

 各社のスマホ株アプリとも、企業名や銘柄コードを入力すれば銘柄を検索できます。

SBI証券、GMOクリック証券、マネックス証券の3社のアプリは、キーワード検索にも対応しています。

しかし、本格的なスクリーニング機能を備えているアプリは現状ありません。

 

スクリーニング機能…銘柄の検索機能

                          (引用元:やさしい株のはじめ方

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図1  SBI証券 HYPER株アプリ

 図1はSBI証券 HYPER株アプリで「スマートグリッド」のキーワードで銘柄検索してみました。

スクリーニング機能はいずれ追加される可能性が高いですが、今のところスクリーニングはPCサイトやPC用のツールで行い、アプリではPCで探した情報を活用して取引することになります。

 

 その場合、PCサイトもしくはPC用トレーディングツールとスマホ株アプリ間での登録銘柄の共有機能が重要です。

共有ができれば、PCでスクリーニングして登録した銘柄を、スマホでもチェックして取引できます。

PCとスマホ間での登録銘柄の共有が可能

  • SBI証券
  • 岡三オンライン証券
  • カブドットコム証券
  • GMOクリック証券
  • マネックス証券
  • 楽天証券

一部SBI証券の場合は、PCサイトで共有の手続きをする必要があります。

 なお、ネット証券のアプリではランキング情報が充実しています。

市場別の値上がり・値下がり銘柄や出来高急増銘柄、新高値更新銘柄など、各種ランキングを見ることができ、その中から買いたい銘柄を探すこともできます。

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図2 松井証券の株touchで新高値のランキングを表示

 

 ネット証券のPCサイトでは、会社四季報やロイター、QUICKなどが提供する企業概要や財務情報を閲覧できますが、アプリの場合は、会社四季報のデータを見られるのはSBI証券、カブドットコム証券、楽天証券の3社のみとなります。

GMOクリック証券のアプリは、業績などのデータは閲覧可能です。

個別銘柄のニュースや株価の詳細は、8社すべてのアプリで提供しています。

【ネット証券8社のスマホアプリ比較(NISA取引、銘柄登録、会社四季報)】

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3.チャート、テクニカル指標、トレンドライン描画編 ~個別銘柄のチャートやテクニカル指標は8社~

個別銘柄のチャートやテクニカル指標もアプリで確認できます。

ほとんどのアプリで大きくて見やすい横画面表示にも対応しています。

移動平均線やRSI、ボリンジャーバンド、ストキャスティクスなど数種類以上のテクニカル指標も表示可能で、特にカブドットコム証券と楽天証券ではその数が充実しています。

テクニカル指標…株や為替、先物などの取引に関するデータに手を加えて指標化したものです。

その種類はたくさんあるのですが、いずれも、トレンドをいかに捉えやすくするか、トレンドの転換の可能性をいかに早い段階で察知するかに主眼が置かれています。

(引用元:野村証券 株・FXに今すぐ活かせるチャートの読み方・使い方

 

移動平均線…当日から遡ったある一定期間の終値平均値を、1日ずつずらし、グラフ化し、日々の

   株価の傾向をみようとする指標です。

   特徴は株価の動きを一つの流れとして捉えることです。

   また、その期間に売買した投資家の平均コストを示しているので、日々の株価と比較

   して「プラスかマイナスか」がわかります。

  (引用元:株の達人

 

RSI直近の一定期間において終値ベースで上昇変動と下落変動のどちらの勢いが強いのか計測

   する指標です。

  (引用元:株の達人

 

ポリンジャーバンド…株価移動平均線と標準偏差で構成されています。

                          (引用元:株の達人

 

ストキャスティクス…株価の「売られ過ぎ」、「買われ過ぎ」を判断するための指標の一つです。

   一定期間の価格のレンジの中で直近の終値が相対的にどのレベルに位置す

   るか見るための指標です。

   (引用元:株の達人

 

《ネット証券8社のスマホアプリ比較(チャート画像)》

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SBI証券や松井証券、楽天証券のアプリでは、チャート画面にトレンドラインを自由に描画できます。

簡単なテクニカル分析もアプリで行えるようになりました。

GMOクリック証券と松井証券では、日経平均株価や他の個別銘柄との比較チャートも表示可能です。

 

トレンドライン…チャートの傾向をわかりやすくするための補助線のことです。

 トレンドには、上昇、下降、横ばいがあり、これらトレンドの転換点を見極める

 のに役に立つものがトレンドラインです。

 (引用元:FX初心者の入門講座

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4.日本株取引、板注文、スピード注文機能編 ~逆指値は7社で可能~

次に、取引(売買注文)の機能についてです。

まず確かめておきたいことは、PCで利用できている日本株取引に対してすべて対応しているかどうかです。

現物取引と信用取引には、各ネット証券のアプリも対応しているが、信用取引では現渡や現引、建玉の一括返済には未対応という証券会社もあるので注意が必要です。

 

《ネット証券各社が独自に扱っている取引のスマホ株アプリ対応》

  • SBI証券のアプリ

PTS取引(私設取引)や日計り信用取引にも対応。

  • 松井証券のアプリ

一日信用取引に対応。

  • 楽天証券のアプリ

一般信用の日計り取引のサービス(一日信用、特別空売り)対応。

 

 また、PCサイトでは単元未満株の売買が可能なネット証券が複数ありますが、アプリで単元未満株を売買できるのはカブドットコム証券だけとなっています。

 

 アプリからの売買注文では、逆指値やOCO(追跡指値、W指値など)といった特殊注文が使えるのかどうかも気になりますが、PCサイト・ツールで使える特殊注文の多くは、アプリでも使える場合が多いです。

特に、最もよく使われる特殊注文である逆指値は、岡三オンライン証券を除くすべてのアプリで利用可能となっています。

 

逆指値…通常の指値注文とは逆の発想で、指定した価格より株価が高くなったら「買い」安くな

 ったら「売る」ことです。

 リスクを最小限に抑えたり、一定の条件で利益を確定することができるようになります。

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図10 カブドットコム証券

 

 一方、スマートフォンだからこそニーズが高いのは、板注文やスピード注文です。

事前にいくつかの項目を設定しておくことで、1~2回程度のタップ操作で発注操作が完了する。

SBI証券、GMOクリック証券、松井証券、ライブスター証券、楽天証券の5社では、両方もしくはいずれかの注文に対応しています。

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5.入手金編 ~入出金用ボタンの使い勝手には差がある?!~

アプリをメイン取引のツールとするのであれば、入出金操作もスムーズに行えるのが望ましいと思います。

多くのアプリで入出金用のボタンを用意していますが、ボタンをタップした後の操作はアプリによって異なります。

各社の操作の流れについて見ていきましょう。

 

アプリ内でスムーズに入出金操作ができるのは

  • SBI証券
  • 岡三オンライン証券
  • カブドットコム証券
  • ライブスター証券
  • 楽天証券

 

一方で未対応のアプリもあります。

  • 松井証券:ガラケー向けサイトの入出金ページに移動。
  • GMOクリック証券:即時入金ボタンのみで出金には未対応。
  • マネックス証券:入出金ボタンそのものが無く、アプリからの入出金操作には未対応。

【ネット証券8社のスマホアプリ比較(入手金)】

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6.指標/為替レート編 ~マーケット情報を収集するツール~

ここまでは、日本株を取引するためのツールとしてのアプリの機能や使い勝手を見てきました。しかし、ネット証券のスマホ株取引アプリは、日経平均株価やNYダウといった国内外の指数、ドル・円やユーロ・円などの為替レートのチェックなど、マーケット全体のニュースを見るためだけでも大いに利用できます。

最後に、マーケットの情報を得るためのツールとして見ていきます。

 

 どのネット証券のアプリでも、「マーケット」などの名称で代表的な指数や指標、為替レート、ニュース、そして前述のランキング情報をチェックできるようなページを用意しています。

ただし、表示される情報はアプリごとに違いがあります。

 

 例えば、日経平均株価やTOPIXはどこのアプリでも見られるけれども、日経平均株価先物は表示されないアプリもあります。

NYダウなど海外の指数を豊富に掲載しているのは、SBI証券、GMOクリック証券、松井証券、楽天証券のアプリです。

 

 また、指数の表示も数字だけのところもあれば、チャートまで表示できるところもあります。

SBI証券や楽天証券は、国内の代表的な指数に加えてNYダウなどもチャートで見られて、しかも日足や週足、月足などの表示の切り替えもできたりします。

 

 為替レートの表示も各社でさまざまです。

代表的な通貨のレートが数多く表示されるのは、SBI証券、GMOクリック証券、松井証券、マネックス証券、楽天証券の5社のアプリとなっています。

SBI証券、楽天証券の場合は、指数も為替レートも見たいものだけを表示する編集機能も用意されています。

ネット証券8社のスマホアプリ比較(株式の指標、為替レート)

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取引ツールであれば、普段利用するネット証券のアプリだけをインストールしておくだけで良いと思いますが、マーケット情報ツールとして捉えると、取引の有無に関わらず知りたい情報がわかりやすく表示されるアプリを選んだほうがいいと思います。

 

 楽天証券以外のアプリは、使用にはすべてログインが必要となります。

気になるアプリがあれば口座を開設して一度インストールしてみては如何でしょうか。

もちろん、利用料などは一切不要です。

 

 それぞれの特徴と普段利用しているものを組み合わせて利用することで、より早く、より良い情報を得ることができると思います。

情報ツールの捉え方一つで利用の幅も広がるため、どんな機能と使い方があるかもしっかり把握し、自分に生かせる情報の取り方をしていきましょう。

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